ロンドンの大手会計事務所で受付係として下請会社に採用された女性が、ハイヒールを履いていないことを理由に帰宅を命じられたことが明らかになった。 企業受付業ポーティコに臨時採用されたニコラ・ソープさん(27)は昨年12月、ロンドンのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)に出社したところ、「高さ5センチから10センチのハイヒール」を履くようにと指示された。ソープさんがこれを断り、男性の同僚たちは同じように指示されていないと不満をあらわにしたところ、日給なしで帰宅を命じられたという。
経済協力開発機構(OECD)のアンヘル・グリア事務総長が東京都内で開かれた「OECD日本加盟50周年記念シンポジウム」(9日)で、日本の女性の働き方の問題にふれ、「選択の余地はない。日本は(改善に)動かなければならない」と強調しました。 日本の女性の働き方について、(1)労働参加率が低い(2)賃金が男性と比べて27%低い(3)非正規の約7割が女性(4)労働環境が男性に有利になるようつくられている―などの問題点を指摘したグリア氏。「しかも育児だけでなく、家族の終末期の面倒も見なければならない。女性の6割が子どもが生まれたときに仕事を辞めている。これはひどい」とも語りました。 グリア氏は「その結果、日本の使用者は女性のキャリアチャンスに投資をしない。大卒の女性も一般職に配置されてしまう」「教育レベルは女性のほうが高い。ところが、せっかくの(有能な女性という)資源が利用されていない」と強調しまし
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