「逆に感謝の気持ちもあるんです」 「自民党公認としては…」 「墓場まで持って行くことになる」 おかまに行政支援は不要――。新潟県三条市が制作委託料を出しているFM番組のパーソナリティーをめぐる市議の発言が議論を呼びました。その後、市議は撤回しましたが、発言は地方に住む性的少数者(LGBT)の生きにくさを考えるきっかけになりました。「おかま」発言のきっかけとなったラジオパーソナリティー、さとちんさんは「ここは渋谷区ではない。田舎に行けば行くほど大変」と話しています。 「逆に感謝の気持ちもあるんです」 「僕は逆にまあ、市議さんに、ありがとうございました、という感謝の気持ちもあるんです」 さとちんさんは、今回の騒動を振り返り、そう語りました。見附市出身のさとちんさん。19歳の春に上京し、作曲家の平尾昌晃さんの音楽学校でレッスンを受け、タレントとして大成することを目指しました。しかし、約20年前、
新潟県三条市議会3月定例会の市民福祉常任委員会で、自民党三条支部長を務める西川重則市議(66)=自民クラブ=が、地元コミュニティーFM局の男性パーソナリティーについて「おかまと聞いている。行政が支援することはないのではないか」などと発言した。西川市議はその後、不適切だったとして撤回。議事録から削除されることとなった。 委員会は10日にあり、西川市議は、市が2016年度一般会計当初予算案に計上した燕三条エフエム放送(燕市)への番組制作委託料約286万円に関して質問する中で、番組を担当予定で「おねえキャラ」として人気のさとちんさんについて発言した。 委託料は、市が開設する交流広場「ステージえんがわ」の集客を目的に、広場で生放送される番組に使われる。市はこれまでも、同社に行政情報番組の制作業務や、緊急告知FMラジオの設置業務などでも委託料を払い、さとちんさんも同社の番組に出演していた。 西川市議
「BRT」(バス高速輸送システム)と呼ばれる新潟市の新しいバス路線が5日の運行初日、遅延などのトラブルや事故などで混乱したことについて、篠田昭市長は6日、「大変ご心配、ご迷惑をおかけしたことについて、申し訳なく思っています」と謝罪した。急きょ、市役所で取材に応じる場を設けて語った。 遅延の主な原因は、主にJR新潟駅前―青山間(約7キロ)を結ぶ「BRT路線」を走る連節バス「ツインくる」に乗ろうとする市民らが殺到したこと。BRT路線はアイドルグループNGT48のラッピングバスも含め1両編成のバスも走るが、それには乗らずに連節バスを待つ例が目立った。篠田市長は「体験乗車などを事前に相当やってなお、これほど料金をお払いになってツインくるに乗ってくださる方が多いとは、ちょっと予想していなかった」と見通しの甘さを認めた。週明けの7日から通勤通学のラッシュが予測されることから、「ツインくるはこれからも毎
高田駅(新潟県上越市)の改札口が、自動改札機から木製の柵に変わった。列車の時間が近づくと、駅員が柵の中に立って切符に日付印を押す。レトロな雰囲気を感じさせる改札口に、利用者からは「趣がある」などと評判は上々だ。 高田駅は、1886(明治19)年に県内初の鉄道となる直江津―関山間が開業して誕生。北陸新幹線開業に伴い、JRから並行在来線の経営を引き継いだ第三セクター「えちごトキめき鉄道」の管理になった。路線名も、信越線から妙高はねうまラインに変わった。 自動改札機を撤去したのは理由がある。 国や県、沿線市などから支援を… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお
黒船来襲――。人気アイドルグループAKB48の姉妹グループ「NGT48」が新潟にできることが明らかになった。Negicco(ねぎっこ)を筆頭に、ご当地アイドルの活動が盛んな県内にどんな影響を及ぼすか、関係者は注目している。 「新潟にNGT48はいらない。Negiccoがいるからね」「何があっても、この件に関してはNegiccoを応援する」 25日、NGT48発足が明らかになると、ツイッター上ではねぎっこへの支持を表明する投稿が相次いだ。メンバーのKaedeは「NGT48さん!NGC3」「3(笑)弱そう(笑)」「新潟可愛い子多いのでかなりいいグループになるのではと思います」などと投稿した。 AKBの運営会社によると、3月からオーディションを実施し、10月1日に劇場をオープンさせる。昨年12月に開発業者から同社に打診があり、新潟市が本州で日本海側最大の都市であることが、進出理由の一つとなったと
田上町長選で5選を果たした翌朝、2件の交通事故を次々に起こした佐藤邦義町長(72)が10日、町内で記者会見を開き、「町民の模範となるべき立場でありながら、大変なご迷惑をおかけしました」と謝罪した。3日から1週間入院し、この日から仕事を再開したが、「公務に支障はない」として辞任の意向はないことも明らかにした。 佐藤町長は、事故を起こして全町民の信頼を損なったとして、報酬を減額し、町内の全世帯(約4100世帯)におわびの文章を配布すると述べた。ただ、具体的な減額の程度は6月の議会で提案するとし、文章の配布にかかる費用は公費で支払われると説明した。自身の進退については、「町民から負託を受けた身。町づくりをしていくことが責務」と述べた。 佐藤町長は選挙から一夜明けた2日朝、乗用車を運転中に軽乗用車と衝突。その3分後、町役場の向かいの田んぼに車ごと突っ込んだ。当選証書を受け取るため急いでいたといい、
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