○ 趣旨 高校生がたたかっています。朝鮮学校が「高校無償化」から排除されて6年、東京の朝鮮高校生が「無償化」裁判を提訴してから2年が経ちました。東京都の補助金は2010年度から停止されています。いま、毎週金曜日に文部科学省前で、在日朝鮮人の大学生や高校生が「金曜行動」と呼ばれる抗議行動を続けています。「私たちは今年も、卒業して行った先輩たち同様、無念の気持ちで一杯です。『高校無償化』の重い重い荷物をまたしても後輩たちに預けて行かなければならないからです。」卒業を控えた朝鮮高校3年生の言葉です。 高校生がたたかっています。子どもの学ぶ権利を守るのは、大人の責任ではないでしょうか。とりわけ、主権者たる日本国民こそ責任を果たさなければならないと考えます。私たちは、学生たちに続く「金曜行動」を行うとともに、安倍政権が朝鮮高校を完全に排除するための省令改定を行った2月20日に、東京集会を開催します。