痴漢に被害に遭い続けた女子高生とその母が考案した「痴漢抑止バッジ」。この活動を受け、都内在住の男性会社員が「男性用痴漢抑止バッジ」を企画した。企画意図について聞いた。 「痴漢は女性の敵ではなく、社会の敵」昨年11月、痴漢被害に悩む女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」のクラウドファンディングが立ち上がり、バッジ制作のための募金と、バッジのデザイン案の公募を行った。「『泣き寝入りしません』という意思表示をすることで被害を未然に防ぎたい」「痴漢の被害者も加害者もつくりたくない」という意図から企画されたものだ。 参考:痴漢被害に遭い続けた女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」が大人を動かした(2015/11/2) 実際にバッジをつけはじめてからは痴漢被害がなくなり、性犯罪加害者治療の専門家らも「加害者の思考傾向から考えて一定の有効性があるのではないか」と語っている。電車内の痴漢被害については、被害者