旭化成建材が杭工事の施工データを偽装した問題で、横浜市と同市教育委員会は30日、新たに偽装が判明したのは同市青葉区の市立あかね台中学校と発表した。11月1日に保護者らへの説明会を開く。 同校の校舎は2010年に完成し、約630人の生徒が通う。建設時に打ち込まれた210本の杭のうち、15本で他の杭のデータが流用されるなどしていた。15本は校舎の2カ所に集中していたという。市はすべての杭が固い地盤に届いており、校舎の傾きやひび割れもないことから、「使用を続けても問題ない」としている。 30日朝に登校してきた生徒は、一様に不安を口にした。2年生の女子生徒(13)は「地震が来たらどうなるんだろう」。1年生の男子(13)は「まさか自分の学校で」と驚いていた。(永田大、豊岡亮)
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