コンテンツ概要 部活動指導につきものの「辞めたい」への指導、対応。生徒がそれを申し出てきたときに対応するのは当然だが、先生も疲弊する指導となる。必要なのは「入部前から布石を打つ」ことだ。 毎年、3年生が引退するときに「部を辞めたいと思ったことがある人?」と聞く。 すると、全員が手を挙げる(たまに手を挙げない子もいるが、それは幸せだ)。 学校に足が向かなくなるほど悩んだ子もいれば、ちょっと思っただけという子もいるが、原因はほぼ100%「人間関係の悩み」だ。 いろんな人間が集まった集団の中で約2年半過ごす間、一度も悩まない、というのは大人であっても誰もができることではない。程度の差はあれ、どの子にも「辞めたくなるとき」は、やって来る。 もちろん、辞めたくなるときはあるものだから仕方ない、と言っているのではない。 なぜなら、先の質問に続いて、「では、辞めないで続けてきて良かったと思う人?」と聞く