今頃と言われてしまうかもしれませんが、先週からお風呂図書館(もちろん自宅です)の中で読んでいた本「他人を見下す若者たち」を読了しました。 なかなか、おもしろかったです 少し前まで私が考えていたことは、今の若者たちは実際に自分を試すことから逃げており、逃げている間はまだ試されていないわけですから、論理的には「自分には無限の可能性がある」と思うことも可能なわけで、その状態(昔ならば執行猶予と言っていたのでしょうが)をできるだけ長く続けようとしているのではないかということでした。 それはおそらく、この本で「仮想的有能感」という概念で語られていることと似たようなことだと感じました。つまり、確かにこの本の著者のいうような傾向は私が接している若者たちに広がっていると言って良いと思います。 しかし、今やそれは若者たちだけのことではなく、その気持ちのまま年を重ねた「おとな」もたくさんいる時代になってしまっ
![他人を見下す若者たち | 5号館を出て](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a0991a6643fdf193a994cc705777d6cceb2d65c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Flogo%2F1%2F197001%2F01%2F15%2Fc002511520180109213155.jpg)