コーヒー戦争からドーナツ戦争へ――。 コンビニエンスストアチェーンは“レジ横商品”としてドーナツ販売を本格的に開始し、“コンビニ・ドーナツ戦争”が展開されているが、その矢面に立たされているのが大手ドーナツ専門チェーンのミスタードーナツ(ミスド)だ。 ミスドを運営する清掃用具レンタル大手ダスキンの株価は、コンビニ・ドーナツをめぐる報道で激しく揺れ動く。2014年11月20日、ダスキンの株価は大幅に続落した。コンビニ最大手セブン-イレブンがレジ横に専用ケースを設置してドーナツの販売を始めると報じられたことが嫌気された。全国に約1万7000店という圧倒的な店舗数を誇るセブンがドーナツ市場に参入するとあって、ミスドを展開するダスキンへの影響を懸念する売りが出た。20日の終値は前日比82円安の1733円まで下落した。 ダスキンも株価対策を怠らない。和田哲也・ミスタードーナツ事業本部長は今年4月6日、
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