米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で携帯電話を操作する女性(2014年1月7日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【1月23日 AFP】歩きながら携帯電話でメールを打つと、まっすぐ歩いたり通常の歩行速度を保つ能力が損なわれ、歩行者に危険が及ぶ恐れがある――豪クイーンズランド大学(University of Queensland)の研究チームが22日、こんな実証実験の結果を発表した。「携帯メール」が歩行に及ぼす影響に関する初の科学的研究だという。 研究チームは、「携帯に夢中になった人の歩行能力への影響」に関する科学的分析がまだ1つも存在しないようだと気付いたことから、被験者26人を対象に実験を行った。 経験的には影響があることは明らかで、被験者への聞き取り調査でも約3分の1が、歩きながらテキスト入力した際に「落下、転倒、障害