深夜twitterを眺めていたら「Capital Sharp S」という記事を見つけた。これは何だ、とリンク先をクリックしたら「大文字のß」についての記事だった。 「大文字のß」の存在は、「エスツェット」などと名乗っている手前知ってはいたが、由来などは気にかけて来なかった。 今回は拙い英語力で、主に『Capital Sharp S – Germany’s new character | Ralf Herrmann’s Typography Weblog』を解読しながら、ざっくりとした概略を解説することにする。 詳細を知りたい方は、下記の「参考文献」をどうぞ。 はじめに 2008年4月4日にUnicode 5.1が公開された際に「大文字のß」は「U+1E9E LATIN CAPITAL LETTER SHARP S」として登録された。 元々「小文字のß」はあって普通に使われていたが、「大文字