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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/nanari (1)

  • 七里の鼻の小皺 - アイドルについて語るということ

    最近、ハロプロの周辺で起こったいくつかの出来事について、ぼくが何も書かずにいるのを、奇妙に訝っているひとがいるかもしれない(あるいは、こいつそんなにアイドル好きだったっけと訝るひともいるかもしれない。なんでも、好きだよ)。実際、この数ヶ月ほどの間に起こった出来事を、過少に申告することはできないだろう。「結婚」という問題を軽く扱うなら、アイドル恋愛も、不可能になる。アイドル結婚は、かつて物語の出口であった。1980年、山口百恵がステージに置いていったマイクは、曲がりなりにも、ピリオドの石として機能しえたのだ。物語は、かつて閉じる地点をもっていた(キャンディーズが、1978年に普通の女の子に戻りえたのは、「普通ではない」閉じた物語の世界として、アイドルという言説が存在していたからである)。現在のわれわれの問題は、辻希美の結婚が、はっきりとした出口として機能しないということにある。あの記者会

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