25日夜、福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」でナトリウム漏れを検出する装置の警報が鳴りました。もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構は、ナトリウムが漏れるトラブルは起きておらず警報は誤作動とみて、警報が鳴った原因を調べています。 原子力機構が警報が鳴った部屋にある別の検出器で確認したところ、ナトリウム漏れは検出されず、ほかのデータからもナトリウムに異常は見られないということで、装置が誤作動したものとみています。 「もんじゅ」では6年前から7年前にかけてもナトリウム漏れの検出装置で誤作動が相次ぎ、交換や修理をしていました。原子力機構は今回相次いで警報が鳴った原因を調べています。