国家権力の圧倒的な力を前に、抗議行動の中止を決断した山城博治氏(撮影/安田浩一)この記事の写真をすべて見る 怒声と悲鳴のなか、機動隊員に次々と排除されていく市民(撮影/安田浩一) 全国各地から沖縄・高江に派遣された機動隊員(撮影/安田浩一) ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)建設問題に揺れる東村高江は、沖縄県の北部、やんばるとよばれる亜熱帯森林のなかにある約150人の住民が暮らす小さな集落だ。高江は米軍北部訓練場の真横に位置しており、現在でも、昼夜問わず毎日のようにヘリが飛んでいる。 そんな小さな集落に、さらに6つのヘリパッドを建設するということが、どういうことなのか分かるだろうか。「高江に人が住めなくなる!」と考えた住民たちは、自分たちの生活を守るために、抗議活動を始めた。 なぜ国は、沖縄にばかり苦しみを背負わせるのか? 『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)の筆者であ
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