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2019年3月25日のブックマーク (1件)

  • なぜ、この世に「怪物」は存在しないのか?〜若冲からまど☆マギまで(倉谷 滋)

    伊藤若冲も間違えた! 日絵画のなかには、「怪物を描くつもりではなかったのに、図らずも怪物になってしまった」という面白いものがある。 以前、日経サイエンス2017年10月号で橋麻里氏と対談した折に気づいたのだが、伊藤若冲が『池辺群虫図』(宮内庁三の丸尚蔵館所蔵)に描いたコガネムシにも似た動物が、その問題の「モンスター」である。 この「虫」には、昆虫の「前胸」に相当する部分がない。昆虫のいわゆる「胸」と言われる部分は通常、前胸、中胸、後胸の3つの分節からなっていて、そのうち、翅が生えていない一番前の分節を「前胸」というのだが、その部分がごっそり欠けているように見えるのだ。 そればかりか、膜翅(甲虫の後翅をこう呼ぶ)が2対もあるという、突然変異でも起こしたかのような形態を示している。 前胸ができるはずのところに中胸ができ、中胸ができるはずのところに後胸ができているいっぽう、来の後胸は、その

    なぜ、この世に「怪物」は存在しないのか?〜若冲からまど☆マギまで(倉谷 滋)
    KasugaRei
    KasugaRei 2019/03/25
    “怪獣は(中略)実在の動物や恐竜などの古生物を手本にすることが多い” 成田亨&池谷仙克「おいおい」 / とはいえ、解剖学的事実と人間の想像力の齟齬がファンタジーの萌芽だという記事の趣旨自体は興味深い。