最大エントロピー生成の原理は、解ってしまえばそんなに難しいことではなかった。 要するに、 ・Ziegler の最大エントロピー生成原理は 「エントロピー生成から構成方程式を得る」ための原理 ・Prigogine の最小エントロピー生成原理は 「線型構成方程式と Onsager の相反定理が成り立つ系では、エントロピー生成が最小になる状態が安定である」という原理 ということだ。つまり、使い方が全く違うのだ。 エントロピー生成が一般化流の2次形式で書けるときは、Ziegler の原理から構成方程式を導くとそれが線型で、更に Onsager の相反定理も満たしていて、従ってそのとき Prigogine の原理も成立する。 …という流れで、最小原理は最大原理の系であり、互いに矛盾しない。 解ってしまえば、自然な論理だ。多分、これに気付くまでにしばらくかかったのは、Patridge や Shimok
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く