二つの演算によって決まる代数的構造 環: 加法に関してアーベル群であり、乗法に関して半群(またはモノイド)であり、分配法則を満たす。 体: 0 でない元が乗法に関して群(またはアーベル群)をなす環 演算と作用によって決まる構造 環上の加群: 環の作用するアーベル群 ベクトル空間: 体上の加群 算法や二項演算の項に記す通り、加群やベクトル空間などにいて環や体が与える外部的な作用も適当な方法で内部的な 1 項算法(単項算法)と捉えなおすことができるので、加群やベクトル空間やほかにも同様に作用域を持つ構造である多元環などが、群や環と同様のもの(多くの演算によって決まる構造)として統一的に論ずることもできる。 さらに複雑なもの 代数(多元環): 乗法の定義された加群やベクトル空間 結合代数: 乗法が結合法則を満たす代数 可換代数: 乗法が可換な結合代数 束: 二つの演算が定義されている集合で、演算
この頁内の目次 「成長」休止のお知らせ 著作権についての警告 内容の簡単な紹介 自薦の言葉 各章の概要 組版についての参考書 関連する文献 読み方いろいろ WindowsでのDVIファイルの読み方(推奨) Mac/WinでのPDFファイルの読み方 「成長」休止のお知らせ この本は,進行中で未完成の研究の成果を逐次発表するとともに学生の教育に資するためにWWW出版の形態をとって書き始めたもので,1997年暮れの初版以来,研究の進展につれて頻繁に改訂を重ねてきました.教育効果は初版後すぐに現れ,数理心理学草創期の学生の水村泰明氏が(旧)単相格論理学における完全性定理を証明し東京大学2000年度修士論文として発表しました.それはその後拡張・一般化され7年後に,私との共著の論文として結実しました.またその後の学生の高岡洋介氏は,この本の内容をよく消化・吸収し発展させ,その成
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く