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  • なぜ『ガールズバンドクライ』は貧乏になった日本で怒り続ける女の子が主人公なのか?――平山理志Pに聞く (1/4)

    2024年の春アニメは大物作品が勢ぞろいする激戦区だった。そのなかにあって独自技術の3DCGかつ、重苦しい展開から逃げない『ガールズバンドクライ』がまさかの人気を獲得した理由は? 東映アニメーションの平山理志プロデューサーにたっぷり語っていただいた ©東映アニメーション 〈後編はこちら〉 暗い時代を生きる人々に寄り添うのは「地に足のついた」物語だ 人気作が並んだ2024年春番組で大きな話題となったオリジナル作品が『ガールズバンドクライ』だ。手がけたのは平山理志プロデューサー。2019年に東映アニメーションに入社した平山氏は、『ラブライブ!』シリーズを共に作ってきた監督・演出家の酒井和男氏にシリーズディレクターを、そして花田十輝氏に脚を依頼。新たなオリジナル作品を作り始めた。 コンセプトは「音楽もの×今の時代を反映した物語」。生きていくのが大変な時代にマッチする主人公と物語を数年かけて探っ

    なぜ『ガールズバンドクライ』は貧乏になった日本で怒り続ける女の子が主人公なのか?――平山理志Pに聞く (1/4)
    Kazu0_mi
    Kazu0_mi 2024/08/04
  • 辞職覚悟の挑戦だった『ガールズバンドクライ』 ヒットへの道筋を平山Pに聞いた (1/5)

    〈前編はこちら〉 「誰も知らないCGアニメ」をいかに見てもらうか? 今の若者のリアルを反映し、少女たちの自活の苦労や怒りの感情も隠さず描いたバンドアニメ『ガールズバンドクライ』。指揮を執ったのはアニメ『ラブライブ!』を立ち上げた平山理志プロデューサーだ。 作は東映アニメーション内でもCG技術の進化を期待されたオリジナルTVシリーズ。「CGで誰も見たことがない映像を作りたい」という目標を持った平山氏だが、「イラストルック+フルコマ」という映像づくりの壁は予想以上に高かった。 ようやく映像の完成が見え始めたが、「お客様の認知がゼロの状態」からスタートするオリジナル作品を、1クール(3ヵ月)で人気作品に育て上げる必要がある。仕掛け、環境、覚悟。どれが欠けても成立しなかったプロジェクトを氏に語っていただいた。 『ガールズバンドクライ』ストーリー 高校2年、学校を中退して単身東京で大学を目指すこと

    辞職覚悟の挑戦だった『ガールズバンドクライ』 ヒットへの道筋を平山Pに聞いた (1/5)
    Kazu0_mi
    Kazu0_mi 2024/08/04
    ガルクラは随分と勇気のある企画だよね。並の会社だったら間違いなく再起不能になるまで折檻される。なろうジャンプを筆頭に海外人気の高いジャンルで配信権を売れば簡単にボロ儲けできるから。
  • 日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)

    アニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を手掛けた「つむぎ秋田アニメLab」の櫻井司社長ロングインタビュー後編。引き続き、ゲームエンジンを使ったアニメ制作の実際などについて語っていただいた (C)謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会 〈前編はこちら〉 今こそ“クオリティーの安定”を目指すべき 「Unreal Engine」というゲームエンジンの採用によって、アニメ制作の工程を大きく変化させることに成功したつむぎ秋田アニメLab。これまで縦割りだった工程をさまざまな役職のスタッフが越境しながらこなすさまは、『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』(以下、『第七王子』)のエンドクレジット表記で垣間見ることができる。 だが、制作工程を大幅に見直した目的は、決してクオリティー向上のためではないという。今回は、日アニメが輸出産業として成り立つには、向

    日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)
    Kazu0_mi
    Kazu0_mi 2024/07/15
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