東京の代々木公園でデング熱のウイルスを持った蚊が見つかったことを受けて、公園に隣接する明治神宮では、渋谷区などが今後、蚊の駆除が必要かどうか検討するため、調査を行っています。 東京・渋谷区の明治神宮には、5日午前10時ごろに区の職員や専門家などが訪れ、調査を行っています。 渋谷区によりますと、職員たちは公園に近い場所などで状況を確認していて、今後、蚊の駆除や消毒などが必要かどうか検討しているということです。 一方、明治神宮は、公園に近い南小路と呼ばれる500メートルほどの小道を5日朝から通行止めにしました。 また、4日から参拝客向けに虫よけスプレーの貸し出しを行っていて、5日もスプレーを首や腕に吹きかけてから参拝に向かう人たちの姿が見られました。 明治神宮では、敷地内の一部で独自に蚊の駆除などをすでに行っていますが、今後も区などと協力しながら必要に応じて駆除などを行っていきたいとしています