世界的なアニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督にアメリカの映画芸術科学アカデミーから「アカデミー名誉賞」が贈られ、8日、授賞式が行われました。 日本人が受賞するのは、黒澤明監督以来、2人目です。 「アカデミー名誉賞」は、アメリカ映画界、最高の栄誉とされる「アカデミー賞」を選ぶ映画芸術科学アカデミーが、映画界への貢献をたたえて贈るもので、ことしは日本のアニメーション映画の第一人者、宮崎駿監督をはじめ3人が選ばれました。 8日、ロサンゼルスで授賞式が行われ、式の前、宮崎監督は「名誉賞という賞があるのを知りませんでした。喜んでいるのもまぬけだし、喜ばないのも憎たらしいので、その両方のふりをしています」と語りました。 その後の記念のスピーチで、宮崎監督は、「紙と鉛筆とフィルムを使った最後の時代の50年間につきあえたことが幸せだと思います」とあいさつしました。 「アカデミー名誉賞」を日本人が受賞するの