アメリカのツイッター社の株価が27日、およそ20%の大幅な下落を記録しました。ツイッター社がフォロワー数の水増し対策を進めた結果、利用者が減少していることを、市場が懸念したためと見られます。 この日、ツイッター社は、ことし4月から6月までの四半期の利用者数が月間の平均で前の四半期よりおよそ100万人減少したことを明らかにしていて、これが市場での懸念材料になったものと見られます。 利用者が減っている大きな要因は、ツイッター社が、利用者によるフォロワー数の水増し対策として、偽のアカウントでのフォロワーの削除を進めていることで、公正を期すための措置が負担にもなっている形です。 前日の26日には、アメリカのフェイスブックの株価がおよそ19%下落していて、2日続けて代表的なソーシャルメディアの大幅な株価下落となりました。