打上げられたM-Vロケット7号機(画像提供:JAXA、以下全て) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、M-Vロケット7号機を予定通り午前6時36分に、内之浦宇宙空間観測所より打上げた。搭載した太陽観測衛星「SOLAR-B」は所定の軌道に投入され、愛称は「ひので」と命名された。打上げ後に開催された記者会見では、JAXAが現在検討している次期固体ロケットについて、さらに踏み込んだ発言もあった。 M-V(ミュー・ファイブ)ロケットの打上げは、今年2月22日の8号機(赤外線天文衛星「あかり」を搭載)以来、ほぼ7カ月ぶり。すでに報道されているように、M-Vロケットの運用はこの7号機で終了することになるが、4号機の失敗を受けて改修した5号機からは、これで4機連続の成功となった。H-IIAロケットも6号機(情報収集衛星を搭載)の失敗以降は、7号機から4機連続で成功しており、一時は失墜した信頼性も、