P2Pファイル共有ソフト「Winny」を開発・公開して著作権法違反の幇助(ほうじょ)罪に問われた元東京大学助手、金子勇被告の控訴審判決公判が10月8日あり、大阪高裁(小倉正三裁判長)は、罰金刑とした一審判決を破棄、無罪を言い渡した。 2006年12月の一審・京都地裁判決は、Winnyが著作権侵害に利用されていることを知りながらバージョンアップを繰り返したことが、著作権侵害ほう助に当たるとして、罰金150万円の有罪判決を言い渡し、検察側、被告・弁護側とも控訴していた。 関連記事 Winny開発者に有罪判決 著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた「Winny」開発者に、京都地裁が有罪判決。 寄稿:白田秀彰氏 Winny事件判決の問題点 開発者が負う「責任」とは Winny開発者の有罪判決について、インターネットと著作権に詳しい法政大学社会学部の白田秀彰助教授は「不当判決という
セキュリティイベント「Black Hat Japan 2006 Briefings」の2日目、ネットエージェントの杉浦隆幸氏が講演を行った。ネットエージェントといえば、国産のファイル交換ソフトWinny関連の問題で頻繁にメディアに登場していたが、今回も「Winnyのプーさん」と題し、Winnyに関する調査結果などを解説した。 ネットエージェントの杉浦隆幸氏 杉浦氏によれば、現在のWinnyユーザーは1日あたり40〜45万人程度。平日は40万人ほどだが、休日には平日より5万人多い45万人まで増えることから「全体の10%以上が(平日は)働いている人ではないか」と予想する。 ちなみにこの数字は、今年7月にコンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が発表したファイル交換ソフトの調査結果の数字からWinny利用者数を推計すると58万人程度だったので、それよりはやや少ない値といえる。 また杉浦氏は
Anonymous Coward曰く、"「OpenWinny」という名のソフトウェアが公開されている。使ってみたところ次のような動作をするようだ。まず最初に、オリジナルのWinnyと同様に、接続待ち受け用ポート番号と、最初に接続するWinny稼動コンピュータのIPアドレスとポート番号(ノード)の設定をする。すると、それらのノードに順次接続し、新たなノードを探し出して「ノード情報」の画面に一覧表示する。ここで、オリジナルのWinnyがノードのホスト名(FQDN)をあえて表示しないようにしているのと違って、OpenWinnyはそれを表示するところが特徴となっている。 そして、クリックで一つのノードを選択すると、そのコンピュータが送信可能化しているファイルの一覧(全部とは限らない)が右の枠に表示されるようになっている。 検索機能も用意されており、キーワードを入力して「検索」ボタンを押すと、ファイ
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