信頼できないネットワークでテザリングを利用した場合に、端末がDDoS攻撃の踏み台にされてしまう恐れがある。 Android OSに「オープンリゾルバ」と呼ばれる状態になる問題が見つかり、端末が「DNSリフレクター」と呼ばれる手法によってDDoS(分散型サービス妨害)攻撃に加担させられてしまう恐れがあることが分かった。情報処理推進機構(IPA)や携帯電話各社などが3月27日に発表し、ユーザーに対応を呼び掛けている。 オープンリゾルバとは、不特定の相手からのDNSの問い合わせ(WebサイトなどへアクセスするためにURLなどの文字列とIPアドレスの照合を依頼すること)に対して、最終的な結果が得られるまで何度も照合などの作業を繰り返し、問い合わせ相手に結果を返信するコンピュータ。IPAによれば、Android 4.3よりも前のバージョンを搭載する端末を信頼できないネットワークに接続してテザリング機