令和にナウいのは暴力だなと思います。僕は物語の中に自覚的な暴力が登場するととても嬉しくなってしまう人間なので、映画版の「映画大好きポンポさん」を見て、すごく嬉しくなってしまいました。 映画大好きポンポさんは、pixivで公開された杉谷庄吾(人間プラモ)の漫画で、映画プロデューサーのポンポさんが、映画オタクで制作助手をしていたジーンくんに映画を撮らせるお話です。 www.pixiv.net この漫画で僕が面白く感じたのは、偏った考え方を肯定的に描いていた部分です。ポンポさんは長さが90分程度の分かりやすい娯楽作を好み、長い映画を嫌っています。その理由は、ポンポさんは子供の頃から映画プロデューサーだったおじいさんと一緒に映画を鑑賞させられていて、長い映画に辛い思い出があるからです。 ただ、長い映画もそれらが名作であることは自体は認めます。でも、苦手なわけです。それはポンポさんの偏った考え方です