愛知県豊川市の信用金庫で起きた立てこもり事件で、逮捕された男は「映画や本などにあった立てこもり事件を題材にした話から手口をまねた」と供述していることが分かり、警察は犯行の詳しいいきさつを捜査しています。 住所不定、無職の長久保浩二容疑者（３２）は、今月２２日、愛知県豊川市の豊川信用金庫蔵子支店にサバイバルナイフを持って押し入り、客と職員合わせて５人を人質に取り、１３時間近くにわたって立てこもったとして逮捕されました。 この事件で、長久保容疑者は、立てこもっている間、警察とは直接話さず、人質の男性職員を連絡役にして、さまざまな要求をしたほか、人質の１人にナイフを突きつけて常にそばで拘束したりしていました。 こうした手口について、長久保容疑者は「映画や本などにあった立てこもり事件を題材にした話からまねた」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。一方、犯行の直前には近くのカラオケ店