Linuxにおいて、アプリやコマンドが処理/出力する言語および時刻や日付、通貨などのフォーマットは、「ロケール」により決定されます。そしてロケールは「ロケール環境変数」によって設定されています。このページでは、ロケール環境変数の種類と、優先順位をまとめます。 多くのLinuxシステムにおいて、システムロケールの設定は「localectl」コマンドで行われます。ロケールは、「言語の省略形_国や地域の省略形.コードページ」という形式になっています。日本語のLinuxシステムでは、一般的に「ja_JP.UTF-8」が用いられます。 「ja_JP.utf8」や「ja_JP.utf-8」といった形式で設定される場合もあります。glibcの内部では、コードページ部分を「小文字化」「アルファベットと数字以外は除去」という形で「正規化(ノーマライズ)」して扱われるため、いずれも同じ意味になります。 ロケー
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