民進党の前原誠司元外相は11日、BSフジ番組「プライムニュース」で、共産党との選挙協力について「小選挙区制で自公連立政権に勝とうと思うのなら、野党が協力するのは当たり前だ」と指摘した上で、「政策について説明責任を果たさないといけない。どういう政策で(共産党と)協力するのか表に出さないから、何か『左傾化』している、(民進党が)共産党と選挙のためだけに協力しているようにみえる。それはダメだ」と述べた。 民進党は10月に行われた衆院東京10区、福岡6区の補欠選挙で共産党の支援を受けたが、政策協定を締結しない「ステルス型共闘」の形を取った。前原氏は蓮舫代表率いる党執行部の方針を厳しく批判した格好だ。