この時期、風邪やらインフルエンザなどでマスクをしている人たちが多いが、 実はそういった事に関係なく、マスクをしている人たちが近年増えている。 このような人たちは、マスクに依存している“マスク依存症”と呼ばれている。 マスク依存症の裏には現代社会における心の病気や人間関係が背景がある。 マスク依存は社交不安障害が原因? 心の病気の代表的なものに不安障害がある。 対人恐怖症の一つである「社交不安障害」は「人からどう見られているか?」 ということが気になり、対人場面や社交場面で過度に緊張をしてしまう病気だ。 最近、この社交不安障害を患っている人が多い。 また本人が不安障害を自覚していないケースも多い。 なぜマスクをつけているのか?という質問には、 「マスクをつけたことで人からの視線を少し軽減できる気がする」 「自分がどういうふうに見られているかを意識しなくてすむ」 「人との関わり合いを減らせる」