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絵コンテについて語った庵野秀明 千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2015」の「超言論エリア」で25日、映画監督の庵野秀明が、KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長の川上量生、アニメ・特撮評論家の氷川竜介とアニメの“情報量”についてのトークイベントを行った。庵野はトーク中絵コンテについて話す過程で、宮崎駿作品は他人が介在していない絵コンテの状態が一番面白いと持論を述べ、彼の最高傑作は漫画「風の谷のナウシカ」だと語った。 庵野は「宮さんの作品に関わると一番いいのはやっぱり絵コンテなんですよ」と切り出すと、「本当は絵コンテの状態が一番面白いんです。コンテが最高傑作。実際に作品を見ると、コンテではこういう動きじゃなかったのになって思ってしまう」とコメント。 その理由について「それが宮崎さんの100パーセントだからです。絵コンテからフィルムになっていく過程でどんどん宮崎駿率が下がって
2015年4月25日にニコニコ超会議・超言論エリアで行われた、ドワンゴ・川上量生氏とエヴァンゲリオンの監督を務めた庵野秀明氏の対談を全文書き起こしでお送りします。庵野氏は「アニメは理屈で作っている」と、全ての工程に理論があることを語った。 「アニメの情報量」とはなにか 氷川竜介氏(以下、氷川):みなさんこんにちは。アニメーション研究家の氷川竜介です。今日はようこそお越しくださいましてありがとうございます。 こっちの方ではニコニコ超会議・超言論ブースなんですけど、これから1時間「アニメの情報量とは何か」そういうお題でスタジオカラー代表の庵野秀明監督、KADOKAWA・DWANGOの川上量生会長にお越しくださいました。じっくりお話をうかがいたいと思います。よろしくおねがいします。 庵野秀明(以下、庵野氏):庵野です。今日はお忙しい中どうもありがとうございます。 川上量生(以下、川上氏):川上で
「そう言ったじゃん」「いいじゃんよ」。語尾につく「じゃん」は横浜弁とも言われるが、長年方言を研究し、国語審議会委員も務めた国立国語研究所の井上史雄客員教授(72)は「横浜発祥ではありません」。なぜ横浜弁として知られるようになったのか――。 「三河地方(愛知県)では昔からじゃんを使っている」「山梨こそ本家だ」。井上名誉教授が以前、あるテレビ番組で「じゃん」について話をしたら、各地から名乗りが上がった。じゃんの発祥地はどこか? 「いろいろな説がありますが、静岡あたりから東海道を伝って人口とともに流入したと思います。戦前には既に横浜に『じゃん』はあった」。横浜の発展と共に流入した人により、もたらされた言葉だという。 井上名誉教授は1980年代、… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こ
こんにちは。一人暮らししているアパートの契約更新を間近に控え、絶賛引っ越し検討中のライター岸田です。 住む場所を選ぶときの優先順位は人それぞれですが、家の近くで買い物を楽しんだり、飲み食いできるお店がたくさんある、というのも基準のひとつになりますよね。一日中、自宅仕事で、電車に乗る機会が少ない私の場合、”駅前で買い物が楽しめる街”を重視したいと思っています。 ということで、今回「都内の活気のある商店街」を条件に、ネットで検索したり、知人へ聞き込み調査を行いました。その中で良さげな商店街をピックアップし、実際に歩いてきた商店街を紹介します。 目次 十条銀座商店街ハッピーロード大山商店街戸越銀座商店街武蔵小山パルム中野サンモール商店街高円寺純情商店街阿佐ヶ谷パールセンター吉祥寺サンロード商店街下北沢南口商店街※最寄り駅から池袋・新宿・渋谷までの所要時間とキャッシュバック賃貸の平均家賃相場も掲載
Executive Summary フィッツジェラルド『華麗なるギャッビー』は、当初それほど評判はよくなかったし、フィッツジェラルドも晩年は不遇だった。だが、第二次世界大戦の米軍兵士慰問用の推薦図書に含まれたことで、その命運は変わった。つらい戦場の兵士にとって、この小説は華やかで豊かな夢のアメリカのイメージを喚起する小説として人気を博したのだった。そして、それがフィッツジェラルドの戦後の読者層を確保したことで、彼は再評価されるに到ったという。 華麗なるギャツビー (角川文庫) 作者:フィツジェラルドKADOKAWAAmazon フィッツジェラルドの『華麗なるギャッビー』は、アメリカ金ピカ時代を描いた大傑作で、村上春樹が訳しなおしたりしている。作者存命中は全然売れず、その死後にフィッツジェラルド再評価の気運が高まって大ブレイクを果たしたというのも有名なところ。 村上訳『グレートギャッビー』の
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