本日、有料メルマガ『すがやみつるの「おとなの学び方」マガジン」第5号の発送作業を完了しました。20:00前には受信できると思いますので、購読中の方は、もうしばらくお待ちください。 本号では、前号で触れた電子書籍について、キンドルの発表もあったり、電子コミック分野に新しい動きがあったりしたので、そんなことに触れました。 Windows 8を現状のパソコンにインストールして、「タッチパネルにならない」と問合せをした人もいたのだとか。そういうご時世なんですね。そのタッチパネル式パソコンといえば、1987年にキャノンからNAVIというマシンが出ていたのを知っていますか? うちにはモニターを頼まれたこともあって、初代、2代目とあったのですが、数日前、そのサプライキットが出てきました。 25年前のですよ。しかも1箱は封も切ってありません。本体は、とっくにないのに。なんてモノモチがいいんでしょ?
10月18日(木)、石森プロから招待されて、完成した劇場用長篇アニメ『009 RE:CYBORG』を見に行ってきました。石ノ森先生のアシスタントをしていた桜多吾作さん、ぼくと同じ石森プロ出身の山田ゴロちゃんと奥さんと並んでの鑑賞となりました。 今回の『009』アニメは石ノ森先生の絵でない点に、当初、違和感もあり、見るのが怖いところもあったのですが、実際に映画が始まってみると、その心配は杞憂であったことがわかりました。009以外もリアルな顔立ちのキャラが多かったのですが、違和感なんて一瞬のうちに吹き飛んで、画面に引き込まれておりました。 3D感については、これまであった3D映画に比べると、あまり飛び出してくる感じはありませんでした。セルアニメ風を意識した3Dだったからでしょう。でも、この試みは、実に面白いものでした。CGで描かれた戦闘シーン、爆発シーンは、もう迫力たっぷり。圧倒されながら
弥生美術館 東大・安田講堂 東大・赤門 9月11日(火)と12日(水)の2日間、すがやを含む京都精華大学の教員4名でスタートしたマンガに関する研究会が、他大学の研究者も交えて東京で開かれました。2日間の密度の濃い発表の後、12日の午後、研究会の仕上げに文京区の弥生美術館で開催中の「大伴昌司の大図解」展に出かけてきました。 懐かしい「少年マガジン」の特集をはじめとした図解記事がズラリと並び、ぼくが編集者時代に原稿取りに伺ったこともあるさし絵画家の方々の原画もあって、ガラスに額を押し当てながら眺めてきました。 弥生美術館を訪ねたのは初めてで、併設されている竹久夢二美術館と高畠華宵の展示も見てまわりました。かつて高畠華宵が「少年倶楽部」から他雑誌に移籍したとたん、部数が激減し、その穴を埋めるため、佐藤紅緑の熱血少年小説『あゝ玉杯に花うけて』や田河水泡の『のらくろ』が始まることになったと
銭湯帰りにコンビニに寄ったついでに、石ノ森章太郎先生の『サイボーグ009』が特集された雑誌「Pen」を買ってきました。「完全保存版」と銘打つだけあって、いやあ、実に充実しています。『サイボーグ009』の発想の原点が『世界まんがる記』にもなった1961年の世界一周旅行にあったという考察も含め、読み応え満点。しかも折り込みポスターは、「少年キング」連載第1回のカラートビラ。リアルタイムで読んでいただけに、懐かしいこと、このうえなしでありました。 こんど有料メルマガを始めることになって、『すがやみつるの「おとなの学び方」マガジン』なんてタイトルになっているんですが、そこはマンガ家のメルマガですから、やっぱりマンガに関することも書いてみたい……と思って、ふと思い出したのが、1970年代前半に、まさに『サイボーグ009』に恋していた女子大生たちのこと。東映から劇場版アニメ『サイボーグ009』(60
色鉛筆で描かれた 最近の少女画。 (クリックで拡大) 最近の水彩画。 「KCフレンド」版 『サインはV!』 第2巻。 『サインはV!』 第2巻総トビラ。 すがや(19歳)が トレスしたもの。 神保史郎さんの まえがき。 すがやが 原稿を受け取り、 写植の級数指定を して入稿。 同じく前書き。 「昭和四十四年十一月」 と書かれている。 7月13日(金)の午後、小田急線の電車に乗って、ベテラン・マンガ家の望月あきら先生のお宅を訪問してきました。 eBookJapanのオンラインマガジン「KATANA」に、『漫画家・夢の工房』というインタビュー記事の連載を始めてから足かけ3年。すでに10人以上のマンガ家の皆さんにインタビューさせていただきましたが、今回のインタビューは、ちょっと特別でした。 というのも望月あきら先生は、同じ静岡県富士市の出身だから。ぼくが中学生になりたての頃、「富士
『本へのとびら――岩波少年文庫を語る 』(宮崎駿/岩波新書/2011年10月刊/1,050円) ジブリのアニメは、いちおう見てはいるが、『天空の城ラピュタ』などの一部を除いては、いつも喉にサカナの骨が引っかかったような感じで、すっきりしない作品が多い。好みの問題でもあるだろうが、ぼくは、典型的なハリウッドスタイルを守るピクサーのアニメの方が好きだ。 でも、ジブリ作品の根底にあるものには、いつも懐かしさを覚えていた。それは小学生から中学生にかけて、むさぼり読んだ児童文学――とりわけ岩波少年文庫の香りがしていたからだ。 だから書店で本書を見つけたときは、つい手を伸ばし、最初のカラーページをぱらぱらとめくっただけで、すぐレジに向かって走っていた。 巻頭のカラーページは、宮崎駿氏が選んだ50冊の岩波少年文庫が紹介されているのだが、このうち8割くらいは読んでいる(読んだ記憶はあるが、内容を憶
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く