今回でラストですヾ(๑╹◡╹)ノ" 果たしてうんいちは、けいじゅんの幽霊から逃れることができるのでしょうか? おなじみのシーンがでてきますよ~ヾ(๑╹◡╹)ノ" 前回同様、『曽呂里物語』は、ここに載せれる画像が無かったので、オリジナルをご覧になりたい方は、下のリンク先でご確認くださいね。 www.wul.waseda.ac.jp 【翻刻】 一つハけいじゆんとふらひのため。又ハうんいち かをんねんをはらハんためとて。寺中よりあひ百万べん の念仏をしゆ行しける。をの/\かねうちならしじゆ経し ける時にいつく共なく。けいじゆんかたちをあらハしいてきたり。 うんいちがひざをまくらにしてふしぬ。念仏のくりきによ りてひたねいりにねいり。性躰《しやうだい》もなかりけれハ。かゝるひま にうんいちまくらをはづし。はや国にかへり候へとて。馬を用《よう》いし てをくりぬ。道すがらいかにも身のけよだちあとよりと