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  • [18]叢原火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2024年01月15日05:03 [18]叢原火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(2) 今回はマイナーな妖怪です。 いわゆる怪火の一種、叢原火ですヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢叢原火《そうげんび》  季照《きせう》 何者か 此処《こゝ》に菫《すみれ》[「住《す》み」と掛けた]の 草の庵《いほ》 燃ゆる火を見て 一夜《ひとよ》

    [18]叢原火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/22
    叢原火という妖怪は初めて聞きました。古典でも紹介されているということはこういった怪現象が日本の各地で発生していたのでしょうねえ。でも草原で燃えている火をみたら一目散に逃げるのではないかと思うのですが?
  • [17]雪女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2024年01月11日18:53 [17]雪女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は、メジャー妖怪の雪女です。 江戸当時も知名度はあったのですが、人気を決定的なものにしたのは、おそらく、小泉八雲の怪談からだと思います。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢雪女  直蔭《なほかげ》 雪女 何はともあれ 雪女 腰より下は 觧け[「溶け」と掛けたか

    [17]雪女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    江戸時代の人があこがれている女性像は雪女のように色が白い人が好みだったのでしょうか?雪女は人間に近い美女のイメージがありますが、雪男は毛むくじゃらで化け物のようなイメージがあります。不思議ですね。
  • [16]曝れ頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2024年01月04日17:53 [16]曝れ頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は、お化けの定番、骸骨《がいこつ》ですヾ(๑╹◡╹)ノ" 野原とかに白骨が転がっていることは、当時は珍しくなかったので、骸骨は今より身近な存在でした。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢曝《さ》れ頭《かうべ》  真猿《まさる》 仇《あだ》なりと 磐余《いはれ

    [16]曝れ頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    シャレコウベと聞いて、まず思い浮かんだのは徒然草の「あだし野の露消ゆる時なく」です。狂歌百鬼夜興で描かれている野辺に転がっている白骨は、時を超えて、兼好法師が語った諸行無常を表しているように思えます。
  • [15]毛女郎 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月30日17:53 [15]毛女郎 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(2) 今回は、現代ではあまりメジャーではありませんが、江戸時代には意外と人気があった毛女郎ですヾ(๑╹◡╹)ノ" ただ、顔が毛でおおわれて、目鼻口も分からないというだけで、何をする妖怪かはよく分かりません。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢毛女郎《けぢよらう》  守

    [15]毛女郎 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    もし後ろ姿だけ見て、姿勢もよく素敵な女性で思わず声をかけてみたら、顔中が毛だらけで目や鼻や口が分からない妖怪‟毛女郎”だったら、どんなナンパ師でも吃驚仰天しますね。それも夜だったなおさらですね。
  • [14]狐火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月27日18:53 [14]狐火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は、火の気がないのに謎の火が燃えている現象、いわゆる怪火《かいか》の一種、狐火《きつねび》ですヾ(๑╹◡╹)ノ" 怪火には鬼火や青鷺火などいろいろありますが、狐火が一番メジャーですかね。 狐火は狐が起こす怪現象で、そもそも、狸と同様に、狐自体が当時は妖怪扱いされていました。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データ

    [14]狐火 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    狐火という言葉はどことなく幻想的な響きがします。若草の句も春の野原が青く燃えている様は情緒があっていいですね。狐が人骨や馬の骨、土中の朽木を使って火を作ると言われていることは面白く感じました。
  • [13]天狗 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月24日18:53 [13]天狗 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回もメジャーな妖怪、天狗でございますヾ(๑╹◡╹)ノ" 天狗と言えば鼻が長いのが特徴的ですが、この時代は別タイプも主流だったようでヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢天狗  湖丈《こぢやう》 恐ろしや 梢《こずゑ》に人を 裂き掛ける 桜の外に 

    [13]天狗 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    天狗と言えば、山伏風で顔が赤く、鼻が高く、翼があり、うちわをもって、下駄をはいている姿を思い浮かべますが、画図百鬼夜行で描かれているような鳥の姿の天狗が江戸時代後期のイメージだったことは意外でした。
  • [12]一つ眼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月21日05:03 [12]一つ眼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 一つ目は妖怪界のスターとでも言うべき、超メジャーな妖怪で、いろんな姿やシチュエーションで登場しますよね。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢一ツ眼《め》 宿借らむ 灯火《ともしび》と見て 立ち寄れば 野寺の門に 一つ目小僧 【現代語訳】 ▢一つ眼《め》 今晩の宿

    [12]一つ眼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/21
    狂歌百鬼夜狂に出てくる一つ目はどことなく平安貴族のように描かれており、狂歌百物語の一つ目は浮浪者風に描かれており、同じ時代に描かれたものでも一つ目の姿がかなり違いが見られることは意外でした。
  • [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月18日18:53 [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は長い舌でペロペロと人を舐める、妖怪舐め女ですヾ(๑╹◡╹)ノ" と、言っても、この妖怪の詳細も実はよく分からなかったりします。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢舐《な》め女 化かしたる 客を送りて 後ろから 長き舌出す 舐め女かな  墨縄《すみなわ》 【

    [11]舐め女 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/12
    舐め女に舐められた時の恐ろしさというものがどれほどものか分かりませんが、「絵本小夜時雨」に出てくる猫のような舌で全身をくまなくなめ回されたら確かに怖くて逃げ出したくなるかも知れませんね。
  • [10]鉄鼠 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月15日05:03 [10]鉄鼠 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回はネズミの妖怪、鉄鼠《てっそ》です。  鉄鼠は、延暦寺の横やりに抗議して、命を絶った園城寺《おんじょうじ》[三井寺《みいでら》]の僧・頼豪《らいごう》の怨念が、巨大なネズミとなり、延暦寺の経文をい散らかしたという、『平家物語』に書かれている話が元となった妖怪です。 ちなみに、『平家物語』では、「頼豪鼠《らいごうねずみ》」と呼ばれています。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国

    [10]鉄鼠 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/12
    頼豪の話は知りませんでしたが、史実を読んでみると、彼の恨みは強烈だったのでしょうね。頼豪鼠の話が真実だったら、延暦寺は怒らしてはいけない人を怒らしてしまったようで、まさに後悔先に立たずの心境でしょう。
  • [9]三つ目 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月11日05:03 [9]三つ目 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(2) 存在するかどうかわかりませんが、三つ目ファンの方、お待たせしましたwヾ(๑╹◡╹)ノ" わ~い、わ~い、ついにこの日がやってきたヾ(๑╹◡╹)ノ" 三つ目が喜ぶので、紹介したくなかったのですが、今回は三つ目ですw 三つ目はあちこちに出てくる超メジャーな妖怪ですが、目が三つあるだけで、特に何をする妖怪なのかはイマイチよく分かりませんよねwヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC

    [9]三つ目 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/11
    昔、朝比奈の切り通しの近くで働いていました。朝比奈切り通しが出来たのは鎌倉時代ですので、三ツ目さんはその頃からご活躍されていたのでしょうねえ。三つの目が太陽、月、星を現しているなんて素敵なことですね。
  • [8]破れ車 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月09日05:03 [8]破れ車 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は、牛車《ぎっしゃ》[公家が乗る、牛に引かせる屋形車]の妖怪、破《や》れ車ですヾ(๑╹◡╹)ノ" 破れ車は「傷《いた》んだ車」と言う意味です。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢破《や》れ車《ぐるま》 妬《ねた》みには 情けも仇《あだ》に 破《や》れ車《ぐるま

    [8]破れ車 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2024/01/11
    「嫉妬する者には、好意をもって接しても、悪意にとらえられてしまう」、まさにそうですね。場所取りに破れてからといって、その恨みで妖怪になって現れたら、葵の上に取ってはたまったものではないでしょうねえ!!
  • [7]酒買小僧 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月07日05:03 [7]酒買小僧 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 「酒買小僧」は小間使いの小僧さんの妖怪ですねヾ(๑╹◡╹)ノ" 小間使いの小僧さんの妖怪はメジャーで、雨降り小僧、大頭小僧、一つ目小僧、豆腐小僧、ちょろけん小僧が同様の妖怪です。 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢酒買小僧《さけかひこぞう》 酔ひ醒《さ》めて 身

    [7]酒買小僧 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2023/12/11
    変化物春遊に出てくる男に私は似ていて、還暦を過ぎても夜トイレに行くのが怖いことがあります。夜道を歩いていて、いきなり化け物が現れ、「今、俺の噂話をしていただろう!!」と言われたら身の毛がよだちますね。
  • [6]狸 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月05日05:03 [6]狸 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) 今回は、現代でも生息している、妖怪、というか獣《けもの》の、狸《たぬき》ですヾ(๑╹◡╹)ノ" もちろん、狸はただの哺乳類の動物なんですが、江戸時代は、狐《きつね》と同様に、妖怪として扱われていましたヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢狸《たぬき》

    [6]狸 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2023/12/11
    狸の金玉袋は誇張されがちですが、8畳とはものすごいですね。そういえば「たんたんタヌキの金玉は・・・。」という歌詞の歌がありましたが、実はあれ、原曲は讃美歌だとか?どういう経緯でそうなったでしょうねえ。
  • [5]大座頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月03日21:53 [5]大座頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(2) 続きまして、そこそこメジャーな妖怪、大座頭でございますヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢大座頭《おほざとう》 大坐頭 汝《なれ》には眼 有らざれど 我に見る目の 有りて恐ろし  呑舟斉《どんしうさい》 【現代語訳】 ▢大座頭《おおざとう》 大座

    [5]大座頭 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2023/12/11
    大座頭という妖怪、見た目もそうですが、死後に妖怪となって、生前に金を返さなかった人の家の玄関先に居座り、取り立てをするって本当に怖いですね。生きた心地がしないというのはこのような境地かもしれませんね。
  • [4]切禿 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年12月01日17:03 [4]切禿 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(2) それでは、続いて、謎の妖怪切禿をどうぞヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース ※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース ※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢切禿《きりかぶろ》 古寺に 然《さ》も美しき 切禿 怖や真《まこと》の 人に為《な》しても  菊廼屋《きくのや》 【現代語訳】 ▢切禿《きりかぶろ》 古寺に、いかにも美しい切

    [4]切禿 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2023/12/03
    男色のお相手をするため、年をとっても稚児のままとは可哀想すぎます。狂歌でも歌われたように古寺には似つかわしくない美しい稚児がいたら確かに何となく怪しげで、人間であっても薄気味の悪さを感じるでしょうね。
  • [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪

    2023年11月28日17:03 [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ カテゴリ Comment(0) それでは、続いて、小袖の手とセットで描かれている灯台鬼をどうぞヾ(๑╹◡╹)ノ" 当ブログは広告・PR・アフィリエイト等を含みます。 ------------------ 狂歌百鬼夜興 ------------------ 『狂歌百鬼夜興《きょうかひゃっきやきょう》』[天保元(1830)年刊、菊廻屋真恵美《きくのやまえみ》編、青洋《せいよう》画、虎岳《こがく》画] 大阪公立大学中百舌鳥図書館所蔵(CC BY)国書データベース※カラーの画像は、こちらでご覧になれます。国書データベース※以下、赤字の書入れは筆者。 【原文】 ▢燈臺鬼 蝋燭《らうそく》の 流るゝ時は 燈臺の 鬼の目にさへ 涙見えけり  寸美丸《すみまる》 【現代語訳】 ▢灯台鬼《とうだいき》 頭のロウソクが流れ

    [3]灯台鬼 ~『狂歌百鬼夜興』に描かれた妖怪たち~ : 浮き憂き江戸文学♪
    Kitajskaya
    Kitajskaya 2023/12/03
    コメントはこちらでいいのでしょうか?灯台鬼のお話を読むと悲しくなってきます。昔読んだ平家物語の俊寛僧都のお話を思い出しました。俊寛僧都は結局京には帰れなかったけど、灯台鬼は帰れて良かったですね。
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