スウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボは2007年2月20日、傘下のトラックメーカーである日産ディーゼル工業に対して株式公開買い付け(TOB)を 実施し、同社を100%子会社化すると発表した。世界の主要トラックメーカーの間で激化しつつある次世代エンジン開発競争に備えるのが大きな目的で、両社は同日開いた会見で、グループ一体で経営を進めることが最善の選択だと説明した。世界的に厳しさを増す環境規制強化に対応するため、国境を超えたトラックメーカーの連合形成が活発化している。 排ガス規制への対応が子会社化する最大の理由 TOBは3月23日まで実施する。買い付け価格は、過去3カ月間の単純平均価格に約3割のプレミアムを上乗せした1株540円。ボルボは現在でも同社の発行済み株式の19%を保有する筆頭株主で、100%取得できた場合の買い付け総額は、1,683億円となる。TOBが成立すれば東証1部上場の日
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