窒素固定能を持たないため主食糧とはならないが、栄養補助食材としての応用研究は70年代に中国で幼児のビタミンA補給補助を目的として盛んに行われ、各地に大規模な栽培田が作られた。研究が進むに連れフィコシアニンはフィコビリゾームの光合成のリンカータンパク質でありそのものが光合成を行う訳では無くまたフィコビリゾーム自体が水溶性であるため疎水性のクロロフィルやカロテノイドとは異なり脂質膜に組み込むことができずビタミンAどころか食性タンパク質として動物体内で代謝されることが疑問視され、更に河川水や都市下水を利用した粗放培養であったため中国政府の河川水汚染による鉛・水銀などの重金属汚染、亜ヒ酸などの警告があり、多くは廃田となった。 アメリカ食品医薬品局及び国立医薬品食品衛生研究所は、「ヒトへの安全性について十分なデータが見当たらない」としている。下痢や鼓腸、胃のむかつき、浮腫、神経細胞への炎症が起こるこ
![スピルリナ - Wikipedia](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/200bfb123ba3bad5be6fb76bbfe925ea891824f3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fe%2Fe2%2FSpirul3.jpg)