PostgreSQLグローバル開発グループは4日 (米国時間)、オブジェクト指向リレーショナルデータベース管理システムの最新版「PostgreSQL 8.3」をリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、各種OSに対応するソースコードのほか、Windows、Red Hat Linux、Solaris用のバイナリパッケージが公開されている。 今回のリリースでは、Heap Only Tuples (HOT) を新たにサポート。テーブルやインデックスの肥大化が抑制され、大規模データベースにおける更新処理性能が大幅に向上、管理上のオーバーヘッドの3/4が取り除かれるという。同期スキャンにも対応、複数のセッションが同時に巨大テーブルを順スキャンするときの性能向上に貢献する。 システム全体のパフォーマンス低下を防ぐ目的で、「負荷分散チェックポイント」も追加。定期的にデータベースバッファとデータベー