日本レコード協会(RIAJ)がこのほど実施した調査によると、携帯電話向けの「着うた」を、中高生は半年に平均20曲以上ダウンロードしていることが分かった。最多は男子高校生で、平均27.8曲だった。CD販売は若年層の市場が縮小し、中高年層のマーケットシェアが高まっている。 音楽ユーザーの実態を知るため、昨年10月、首都圏の12歳~69歳の男女1200人に対して、質問紙で調査した。 着うた・着うたフルの利用率が高まり、着うたは24.9%(前年比4.8ポイント増)、着うたフルは9.9%(4.2ポイント増)。着うたフルは大学生以下の若年層の利用率が特に高かった。 過去半年間の着うたのダウンロード数平均は9.9曲、着うたフルは10.9曲。それぞれ中高生が特に多く、着うたが中学生男子で16.2曲、女子で13.8曲、高校生男子で24.5曲、女子で20.3曲。着うたフルが中学生男子で27.8曲、女子で10.