政府は、日本文化を海外に売り込む「クールジャパン戦略」の一環として「日本遺産」の創設に向けた検討を始めた。ユネスコ世界遺産の「暫定リスト」に記載されている国内候補の海外での知名度をアップさせ、世界遺産登録につなげたい考えだ。 現在、世界遺産の暫定リストには、ユネスコに推薦中の「富士山」「鎌倉」「富岡製糸場」のほか、「彦根城」「佐渡鉱山」など10件が記載されている。 文化庁によると、文化審議会などの審査を受ける「日本遺産」の制度を設けて、法隆寺など既に登録された世界遺産と一緒に日本文化を代表するものとして海外に発信するという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事奄美・琉球、世界遺産候補に 政府、暫定リスト掲載へ(2/1)ユネスコ無形文化遺産に「和紙」提