来月から高校に進む将棋の藤井聡太六段が中学生棋士として最後となった28日の対局に敗れました。61勝12敗の成績で今年度の対局を終え、勝ち数と勝率はいずれも歴代4位タイとなりました。 藤井六段は28日、大阪の関西将棋会館で、八大タイトルの一つ、王将戦の予選に臨み、井上慶太九段(54)と対局しました。 藤井六段にとっては今年度の最終戦で、中学生棋士として最後の対局となります。 午前10時に始まった対局は藤井六段が投了し、この結果、藤井六段は61勝12敗の成績で記録ずくめとなった今年度の対局を終えました。 ことし1月から続けてきた連勝は「16」で止まりました。 日本将棋連盟によりますと、勝ち数の「61」と勝率の8割3分5厘はいずれも歴代4位タイに当たります。