医療・介護の現場に、ファッションブランドを冠する、色み豊かで機能的なユニホームが広がっています。雰囲気が明るくなり、患者や施設利用者にも好評といいます。 東京都港区の愛育病院では、看護師が鮮やかな水色やピンク、紺のユニホームを身につけている。看護師が、その日に着る色を自分で選んでいる。産婦人科の管原真紀さん(26)は、新生児室に入る時は明るい水色やピンクを、夜勤や、術後のケアに入る時は落ち着いた紺にしているという。 管原さんらのユニホームは、下着メーカーの「ワコール」が白衣や事務服の企画メーカー「フォーク」と共同開発したもの。手術室の医師や看護師が着用することで知られ、今ではその着やすさから一般病棟でも広まる「スクラブ」と呼ばれるタイプだ。 このユニホームを導入したのは2014年。それまでは、襟付きで、腰部分がきゅっとしまったデザインだった。フォーマルな雰囲気だが、動きやすさに難があった。
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