だいたいね、もう21世紀になって何年もたっているんだからさ、その辺のおっさんやおばさんだって、それは相当に自由な考え方を身に付けているはずなのである。はるな愛や椿姫彩菜といったような人々がお茶の間の人気者になるような時代だ。そうじゃなくっちゃ嘘だろう*1。 隣人がどのような生き方を選択していても、いちいち口を騒ぐような必要はないし、法律や制度だってもっと様々な人たちの権利を認めていくように変えてしまって構わない。そのように考える人は、20年前よりもずっと多くなっているはずだ。にも関わらず、僕らの暮らすこの社会は、まだそれほど自由なものにはなっていない。最近、また、息苦しさが増してきているような気さえするほどだ。それは何でよって話しよ。ひとりひとりは、自由な考え方をもっているはずなのに、何で社会は自由でないのって話よ。 結局のところ、それは未だ僕たちがそれほど自由ではないからなのだと思う。と