ニューメキシコ州アルバカーキ(CNN) 米大統領選投票まであと10日となったが、共和党のマケイン大統領候補の主要顧問らと、ペイリン副大統領候補の間の以前からの対立がこのところ深まり、外部にも漏れ伝わるようになっている。マケイン氏の複数の顧問はCNNに対し、ペイリン氏に不満を募らせていることを明らかにした。その中の1人は、ペイリン氏が「手に負えなくなっている」とコメントした。 マケイン氏の消息筋は、ペイリン氏が党の方針から外れたことが数回あり、故意の言動か内心疑問に思っていると語った。具体例を挙げると、ペイリン氏は相手候補の批判に度々利用される自動ダイヤル装置のメッセージ通話を「不快」と発言したが、マケイン氏陣営はこうした装置の使用を支持した。選挙運動でミシガン州から撤退するとのマケイン氏陣営の決定に、ペイリン氏が反対を表明したことも問題視されている。 別のマケイン氏の消息筋は、ペイリン氏の