民主党神奈川県連は9日、10月25日投開票の参院神奈川選挙区補選にエコノミスト金子洋一氏(47)を擁立すると発表した。党本部に公認申請する。 県連などによると、金子氏は1989年に旧経済企画庁に入り、省庁再編に伴い内閣府に移った。2003年と05年の衆院選に民主党公認で三重5区から立候補したが、いずれも落選した。 県連は4人に絞り込んだ上で、面接やディベートにより「経済再生の知識が豊富で地方分権についても党の方針と一致する」として金子氏を選んだ。 また共産党県委員会は、8月の横浜市長選で落選した党県常任委員の岡田政彦氏(43)を公認候補として擁立すると発表した。 参院神奈川選挙区補選は、民主党参院議員の衆院選立候補に伴うもので、参院静岡選挙区補選も同じ日程で実施される。(共同) [2009年9月9日19時45分]