全日空と日航が「格安チケット」 10月から、お得感前面に集客作戦 (1/2ページ) 2009.8.10 08:50 航空各社が10月以降、国内線運賃の割引サービスを相次いで拡大する。全日本空輸は、早期のチケット予約で、普通運賃に比べ最大68%割引となる「スーパー旅割」を新設する。日本航空も、東京−大阪が1万円(片道)など期間限定で格安チケットを売り出す“バーゲン運賃”を1年4カ月ぶりに復活させる。不況の影響で、航空需要が低迷する中、各社とも「お得感」を前面に打ち出し、何とか需要を喚起しようと必死だ。 全日空が10月1日〜12月28日搭乗分に導入する割引サービス「スーパー旅割」は、搭乗日の45日前までに予約すると、普通運賃より31〜68%安い割引料金でチケットを購入できる。例えば羽田〜鹿児島(10月1〜18日搭乗分)の場合、普通運賃は片道3万8900円だが、スーパー旅割は1万2500円。2