世に「菊タブー」なる言葉がある。天皇や天皇制について踏み込んで発言することを避ける空気、とでも言おうか。そのタブーの沼にはまりかけているのがドキュメンタリー監督の森達也さん。3月に出した小説の主人公は退位前の上皇、上皇后両陛下である。だが、いくつもの出版社に断られ続け、やっと刊行されたかと思えば、メディアからほぼ黙殺されているのだ。【吉井理記】 上皇、上皇后ご夫妻が実名で 小説は「千代田区一番一号のラビリンス」(現代書館)。皇居の所在地がタイトルになった。3月に出版され、重版もされたが、…
北朝鮮は、先月下旬以降の発熱者の累計が200万人を超えた中、22日、軍の重鎮の国葬を執り行うと発表しました。アメリカのバイデン大統領が20日から韓国を訪問し米韓首脳会談に臨むのを前に、北朝鮮によるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射や核実験への警戒を続ける関係国はその動向を注視しています。 新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が相次いでいる北朝鮮は、19日午後6時までの一日で、新たに26万3000人余りに発熱の症状が確認され、2人が死亡したと発表しました。先月下旬以降の発熱者の累計は、224万1000人余りと、200万人を超えました。 こうした中、国営の朝鮮中央テレビは、軍の重鎮で国防省の顧問を務めていたヒョン・チョルヘ元帥が19日に死去し、22日に国葬が執り行われると伝えました。 ヒョン氏は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の父、キム・ジョンイル(金正日)氏の最側近だった1人で、キム総
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