再就職支援（アウトプレースメント）会社のキャリアカウンセリンググループの担当マネジャーである岸本正子様（仮名）に、数年前に起きた求職者ストーカー事件が発生するまでの経緯、発生中や発生後に体験したこと、事件が収束しての感想を伺いました。 ―　はじめに岸本さんが勤務する再就職支援会社について教えてください。 企業の早期希望退職募集などのリストラ策の実施にあたり、弊社では依願退職者を引き受けて転職やセカンドキャリアのお手伝いをしたりしています。クライアントの多くは日本の中堅から大手企業が中心です。契約はリストラを実施する企業と結ぶのですが、利用者はそのクライアント企業の元従業員の方や退職されて間もない方々です。最近ではアウトプレースメントの利用が減ってきたこともあり、人材紹介のほうが中心業務になってきていますが、どちらにしても、ほとんどの方が再就職、つまり転職を希望されますので、利用者＝求職者と

奈良県立医大（橿原(かしはら)市）は２３日、医学部看護学科の女性教授（４１）が直属の部下にパワーハラスメント（職権による人権侵害）をしたとして、停職１か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は１６日付。 大学によると、教授は昨年２～３月、４０歳代の女性講師に「資質がない」とメールで退職を迫り、講師の連絡箱に他大学の教員募集の案内を入れるなどのパワハラを計５回繰り返した。 講師は抑うつ状態となり、昨年２月、大学に相談。大学は翌月、教授と講師の職場を別にしたが、教授はその後も退職を迫るメールを５回送り、文書も１回、講師あてに郵送した。講師は今年３月末に退職した。 教授は大学の調査に事実関係を認めたが、「パワハラをした認識はない」と話しているという。大学の大西峰夫理事は「誠に遺憾。再発防止に努めたい」と話している。

破産の末路　行政サービスが滞ると、世界有数の観光地もこの通り　Ciro Messere-Reuters 巨大なゴキブリの姿を思い浮かべただけでむしずが走るタイプの人は、この記事を読まないほうがいい。イタリアのナポリを訪ねるのも、当分はやめたほうがいいだろう。今のナポリは巨大ゴキブリの大群に、文字どおり占領されているからだ。 市内の下水道で卵からかえった大量のゴキブリが地上に進出してきたのは今月上旬のこと。債務危機のあおりで清掃局の予算が削減されたため、この１年間は一度も下水の清掃や消毒をしなかったせいだ。 もともとナポリのゴミ収集システムは非効率で評判が悪く、ゴミの都と揶揄されてきた。しかも制度変更でゴミ収集車が早朝に来ることになったため、飲食店などは夜中のうちにゴミを出さねばならない。結果、腐りかけの食べ物が何時間も、下水溝の上に放置されることになった。しかも高温多湿。ゴキブリにとっては