第26回参院選が22日、公示される。改選定数の124議席(選挙区74、比例50)に神奈川選挙区の欠員1を補充する合併選挙を合わせた計125議席を与野党で争う。立候補者は20日現在で約520人。昨年の衆院選の議席予測で自民、公明両党の議席を完全的中させた選挙プランナーの三浦博史氏(71)が各党の情勢を徹底分析した。(久保 阿礼、坂口 愛澄) * * * 全国屈指の大激戦が予想される東京選挙区(改選6)。三浦氏は自民2、立民1、公明1、共産1議席の獲得は堅いと分析する。 「自民の朝日健太郎氏、生稲晃子氏は当選圏内。生稲氏は、新人としては演説も評判が高く、一番伸びしろがあります。蓮舫氏(立民)、竹谷とし子氏(公明)も圏内。本来、山添拓氏(共産)はトップ3に入ってもおかしくないのですが、意外と伸び悩んでいます。共産支持者の高齢化が進んでいることに加え、志位和夫委員長が二十数年間、代表に居座っており