「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、「Chikirinの日記」において、2010年8月4日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 元ライブドア社長の堀江貴文氏の著書『人生論』を読みました。彼の生き方、考え方の基本がよく分かる面白い本でした。特に最初の方に「小さいころに突然、人はいつか死ぬんだと意識した」とあったのが印象的でした。起業家の人でコレを言う人、多いですよね。 故スティーブ・ジョブズ氏も突然の重病で余命を宣言されてから神がかってきましたし、ソフトバンクの孫正義氏も若いころ、起業した直後に大病で入院しています。楽天の三木谷浩史氏は故郷の神戸で大震災があったことで、「人間、いつ