チェコのプラハで開催中の国際天文学連合(The International Astronomical Union: IAU)総会で8月24日(現地時間)、太陽系の惑星(planet)数を8個とする定義案が賛成多数で採択された。1930年に発見されてから"惑星"の地位にあった冥王星(Pluto)は「矮(わい)惑星」(dwarf planet)という新分類に入れられる。 太陽系は8惑星と3矮惑星 IAU総会において惑星の提議案が挙手で可決 冥王星は他の惑星よりも小さく、また近年似たような大きさの天体が次々に見つかっている。これまでの捉え方では惑星が数十個に増える可能性があり、今年のIAU総会では惑星の条件の明確化について協議された。総会で採択された惑星の定義は、1.太陽を周回する 2.自己重力で球体になるのに十分な質量 3.その軌道周辺に類似の天体がない。これにより太陽系の惑星は、水星(M