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2017年4月20日のブックマーク (1件)

  • 日本人にとっての「宗教」について考える | 国際秘密力研究

    〇神道や仏教について考察することから「宗教」とは何なのかについて考えてみたい。まずは神道であるが、神道の解説書などを読むと「神道とは自然崇拝と祖先崇拝が合わさったもの」「神道には教義はない」とよく解説される。これはその通り。人は自然から生み出され、自然によって生かされ、そして自然とともに生きていく。人は親から生まれ親もその親から生まれ、祖先に行き着く。この時間と空間に亘る存在の連関構造をしかと把握し、そこから生まれる感動、畏敬、愛着そういったものを作法化したものが「神道」と言われるようになった。言い換えると人間と自然の相互作用・感応から心に生まれる感動=もののあわれを作法化・形式化したものだとも言うことができる。だから形式以前に人間と自然の感応という原基的場面がある。る。ここが根底であり、両部神道、山王一実神道、伊勢神道、吉田神道、吉川神道、垂加神道など、のちの学派神道はこの原初的場面にで

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