2010年1月23日、六本木superdeluxe(スーパーデラックス)で、「学びのサードプレイス」の可能性を考える「サードプレイスコレクション2010」というイベントが開催された。「サードプレイス」とは、家庭でも職場でもない「第3の場」が人々の憩いの場になっているというアメリカの社会学者レイ・オルデンバーグの指摘に由来する概念である。今回のイベントは「対話・創造・学びの場」としてこの「サードプレイス」を捉え、これまで1つにまとめられることのなかった様々な活動を「サードプレイス」として括ることで、その可能性を参加者で体感してみようという試みである。 イベントを主催したのは東京大学大学院の中原淳准教授が副代表理事を勤めるNPO法人EduceTechnologies(エデュース・テクノロジーズ)。企画・ディレクションは東京大学の大学院生を中心とするワークショップ部が行った。ワークショップ部は、